| 植物名 | つる性ガジュマル(フィカス・シャングリラ) |
| 学名 | Ficus vaccinioides |
| 英名 | Creeping Fig |
| 科目/属性 | クワ科フィカス属 |
| 原産地 | 中国、台湾 |
| 日当たり | 日当たりのよい室内 |
| 温度 | 最低5℃以上をキープ |
| 耐寒性 | 弱い |
| 耐暑性 | 強い |
| 水やり | 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから) 秋冬:土が乾いてから2~3日後 |
| 肥料 | 緩効性肥料、液体肥料 |
| 剪定時期 | 4~10月 |
他のガジュマルが気になる方は、以下のリンクから気になるガジュマルを見つけてみてください。
[https://andplants.live/collections/chinesebanyan]つる性ガジュマルの特徴
つる性ガジュマル(フィカス・シャングリラ)は、葉が小さく、節間が詰まり短く密に葉を展開するガジュマルの仲間です。通常のガジュマルのように幹が肥大せず、細いつるを旺盛に伸ばして這うように成長します。
つるがよく伸びるため、支柱や壁に這わせるクライミング仕立てや、ハンギングで吊るして枝垂れさせるとおしゃれです。非常に丈夫で育てやすい性質を持っているので、初めてお部屋に迎える方も安心して育てられるでしょう。
一般的なガジュマルとは異なる姿は、ユニークな植物としてプレゼントにも喜ばれます。ただし、寒さに弱い性質は同じなので、冬は暖かい室内で管理してください。
つる性ガジュマルの育て方

ここでは、つる性ガジュマルの育て方を紹介します。
- 置き場所と日当たり
- 温度
- 水やりの頻度
- 肥料
- 剪定方法
- 植え替え方法
置き場所と日当たり

つる性ガジュマルは、日当たりと風通しの良い明るい室内を好みます。耐陰性はありますが、日当たり不足になると葉の密度が低くなったり、葉色が薄くなったりするため、日頃から明るい窓際で管理してください。
ただし、夏の直射日光に当たり続けると葉焼けを起こす可能性が高いです。窓際に置く場合は、夏場は窓際から30㎝ほど離すか、レースカーテンで光を和らげるようにしましょう。
温度

つる性ガジュマルは寒さに弱いため、冬は最低5℃以上をキープして育ててください。より安全に冬越しさせ、葉や根の傷みを防ぐためには、10℃以上を保つと安心です。
耐陰性を持つため、冬だけ明るい窓際から、より暖かい室内の中央に移動させることも可能です。
暑さには強い植物ですが、近年の日本は35℃以上が連日続くため、水やり後に蒸れて根腐れを起こすことがあります。猛暑日が続く夏は、なるべく風通しのある涼しい場所で管理してください。
水やりの頻度

つる性ガジュマルは乾燥に耐える性質を持ちますが、水切れの状態が続くと一斉に葉を落とすため、季節に合った水やりが重要です。
季節ごとの大まかな水やり頻度は以下の通りです。
- 春夏:手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いてから)
- 秋冬:土が乾いてから2~3日後
春夏の生育期は、手で土を触って水分を感じなくなったら(鉢の中央部分までしっかり乾いたら)鉢底から水が流れるほど水やりしてください。ただし、受け皿に水を溜めたままにしておくと根腐れの原因になるため、溜まった水はこまめに捨てましょう。
気温が下がり始める秋は、土の乾き具合を確認しながら徐々に水やり間隔を調整します。冬の水やり頻度は、土が乾いてから与えてください。
冬の水やりと葉水は、室温が十分に上がったタイミングで行います。早朝や夜の室温が低い、または低くなるタイミングで行うと逆効果です。
水やりに失敗したくない方は、水やりチェッカーの利用をおすすめします。パッと一目で土の乾燥具合を確認できるため、季節や置き場所による水やり間隔の変化が分かりやすくなります。
[https://andplants.live/products/watering_checker_sustee_large_single]肥料

つる性ガジュマルには、生育期の5月~7月、9月~10月それぞれに1度置き肥を置くか、水に薄めた液肥を2週間に1度のペースで水やり代わりに与えてください。真夏と冬は生育が緩慢なので、肥料は与えません。
春に植え替えをする際は、あらかじめ土に緩効性の元肥を混ぜ込んでおくと、生育期に栄養を補給して葉の色つやが良くなります。さらに、置き肥や液肥で追肥をすると、つるをぐんぐんと伸ばして葉を茂らせます。
ただし、肥料の与え過ぎや生育が緩慢な時期の肥料は、根傷みの原因になるので注意してください。
与える肥料は、AND PLANTSオリジナル「アンドプランツ 植物を元気にする固形肥料」がおすすめです。青々とした葉が密に茂る美しいつる性ガジュマルを楽しめるでしょう。
[https://andplants.live/products/andplants_fertilizer]剪定方法

つる性ガジュマルの剪定は、枯れたり伸びすぎたりしたつるを切る程度です。風通しを改善して、病害虫予防や美しい姿を保つために行います。
つるに葉を茂らせるタイプなので、茂っている部分は透かすようにつるを株元や分岐している部分からバッサリ切ってください。切りすぎても、残ったつるの節から再び新芽が出てきて綺麗な姿に戻ります。
1枚1枚の葉は小さいため、葉一枚だけや一部分が枯れている場合は、葉一枚を摘み取ると気になりません。
AND PLANTSでは皇室献上品でもある、新潟県三条市の100年企業・株式会社坂源のハサミ「Sakagen Flower Shears」を取り扱っています。軽くて切れ味抜群の使いやすい剪定ハサミを使って、楽しくお手入れしてみてください。
[https://andplants.live/products/sakagen-flower-shears]つる性ガジュマルの植え替え方法

つる性ガジュマルを美しく育てるためには、2~3年おきに生育期の5~10月に植え替えをしましょう。真夏は生育が緩慢になるので、30℃を超えるような日が続く場合は避けてください。
育てている年数だけでなく、主に以下の3つの症状が現れた時にも植え替えをします。
- 根腐れしている
- 鉢底から根が出ている
- 土に水が染み込まない
植え替えの際に根が黒ずんでいたりスカスカになったりしている場合は、取り除いてください。簡単な植え替えの手順は以下の通りです。
- 鉢土を乾燥させる
- 鉢から根鉢を取り出す
- 土と根をほぐして整理する
- 新しい土に植え替える
植え替える土は、水はけの良いものを使用して下さい。根腐れを予防でき、根が健全に育つため、植え替え後の生育が良くなります。
AND PLANTSでは、オリジナル観葉土「AND PLANTS SOIL 観葉植物の土」を取り扱っています。観葉植物にとって最適な保水性と排水性を維持してくれるので、より安心して育てられるでしょう。
初めての植え替えに不安な方は「観葉植物の植え替え」の記事も確認しておくと、スムーズに植え替えられるはずです。
AND PLANTSでは、以下の植え替えセットもご用意しています。植え替えのアイテム集めに時間をかけずに、植え替えできるのでぜひ利用してみてください。
[https://andplants.live/products/andplantsrepotset-s]つる性ガジュマルの増やし方

つる性ガジュマルは、5月~10月に挿し木で増やします。
- つるの節を含めて2~3節の長さでカットする
- カットした挿し穂を水に浸けて1時間ほど吸水させる
- 葉を半分ほど剪定する
- 肥料の入っていない土に1節埋めるように挿す
- 土が乾かないように明るい日陰で管理する
- 発根して新芽が出てきたら植え替える
素早く発根させたい場合は、切り口にルートン(発根剤)を付けて土に挿す方法をおすすめします。さらに、メネデールのような発根促進剤を水に薄めて併用すると発芽発根率の向上に効果的です。
土に挿し木する方法以外に、容器に溜めた水に浸けたままにする水挿しでも増やせます。水挿しの場合は、そのまま水の中で茎から発根し始めたら、土に植え替えます。
そのまま水耕栽培として育てることも可能です。つる性ガジュマルは簡単に増やせるので、茂ったツルを剪定した際に気軽に増やしてみてはいかがでしょうか。
つる性ガジュマルのよくあるトラブルと対処法

ここではつる性ガジュマルのよくあるトラブルと対処法を解説します。
- 根腐れ
- 根詰まり
- 葉焼け
- 葉がパリパリになる
- 葉がボロボロと落ちる
対処法を知っておくと、いざトラブルが起きても安心して対処できます。落ち着いて対処するためにも、ぜひ確認しておきましょう。
根腐れ
つる性ガジュマルの根腐れでは、以下の症状が見られます。
- 根元がグラグラしてつるが土からスポッと抜ける
- 葉が茶色・黄色に変色している
- 葉に張りがなく垂れている
- 葉先が枯れている
- 根元が黒い
- 土の表面にカビが生えている
- 根が黒く変色している
根腐れは、土の酸素濃度が低下して土壌環境が悪くなることで発症します。また、土が常に湿っていると、根は呼吸できずに枯れてしまい、根自らが腐る症状でもあります。
根腐れの対処法は以下の通りです。
- 土の乾湿サイクルが早くなるように、1回り小さな鉢に植え替える
- 古い土を落として新しいものに交換する
- 根の傷んでいる部分、腐っている部分をカットする
- 風通しがよく明るい日陰で管理する
※1週間を目安に水が乾くコンディションで管理する - 発根剤を与える
- 傷んだ葉・ポロポロと落ちる葉はすべてを取り除く
- 殺菌剤に浸す
根腐れが起こった場合は、植え替えをして土の環境を変えることが大切です。傷んでしまった根は取り除き、健康な根が伸びる状態にしてください。
根腐れの状態にもよりますが、半分以上の根が根腐れしているのであれば、鉢サイズを1~2回り小さくしましょう。大きな鉢に植え替えると、土が乾かずに根腐れがより進行する可能性が高いです。
健康的な根が少ない場合は、小さな鉢で土を乾燥気味にすると復活が早いです。その他の復活方法や対策については、「観葉植物の根腐れ」の記事を参考にしてみてください。
根詰まり
根詰まりとは、鉢の中が根でいっぱいになることで起きる症状のことです。つる性ガジュマルは生育旺盛なので、定期的な植え替えを行っていないと根詰まりしやすく、以下のような症状が見られます。
- 新芽が出てきにくくなる
- 新芽が小さくなる
- つるが伸びない
- 葉色が薄くなる
- 古葉から順番に枯れてくる
根詰まり自体は、すぐに枯れる原因にはなりません。しかし、生育スピードが遅くなり、徐々に元気をなくしていくので注意が必要です。
対処法は、植え替えです。
5月~7月、または9月~11月に、鉢底の土を優しくほぐして根を傷めないように植え替えます。株の大きさにもよりますが、1回り~2回り大きな鉢へ植え替えてください。
植え替えするだけで、根詰まりが引き起こす上記の症状は解決します。「もしかしたら根詰まりしているかも」と不安な場合は「観葉植物の根詰まり」の記事を参考にして判断してみてください。
葉焼け
つる性ガジュマルが葉焼けすると、以下の症状が出てきます。
- 葉先や葉の縁が茶色くなる
- 葉全体が焦げたように茶色になる
- 葉の一部分が白っぽくなる
強い日差しを浴びすぎると、葉が傷んで「葉焼け」のトラブルが発生します。葉焼けの症状に気がついたら、直射日光を避ける対策してください。
対処法は以下の通りです。
- 置き場所を変える
- レースカーテンや遮光シートなどで遮光する
- 葉焼けした葉は剪定する
葉焼けのトラブルが起きる場合、強い直射日光が当たりすぎている可能性が高いです。直射日光を弱めたり、置き場所を移動したりしてください。
葉焼けした葉は元には戻らないので、株全体のバランスを見ながらつるを剪定しましょう。つる性ガジュマルは生育旺盛であるため、株が完全に枯れていない限り綺麗に復活します。
葉焼けが起きた際の対処法や予防法について詳しく知りたい方は、「観葉植物の葉焼け」の記事もぜひチェックしてみてください。
葉がパリパリになる
つる性ガジュマルを育てていると、葉が乾燥してパリパリとした質感になるトラブルを経験することがあるかもしれません。これは、葉から水分が過剰に失われているサインで、主な原因には以下のようなものが考えられます。
- 空気の乾燥
- 水のやらなすぎ
- 根詰まり・根傷み
- 強すぎる直射日光
葉がパリパリになる場合の対処法は、以下の通りです。
- 水やり頻度の見直し
- こまめな葉水や加湿器の設置
- 置き場所の見直し
- 植え替えを行う
- 活力剤を与える
冷暖房の風が直接当たると急激な乾燥によって葉を落としがちです。夏や冬の室内では、冷暖房の風が直接当たらない場所に移動させてください。
葉がボロボロと落ちる
つる性ガジュマルの葉がボロボロと落ちる原因は、急激な環境変化やストレスによるものが多く、主に以下が考えられます。
- 日当たり
- 温度
- 根傷み・根腐れ
- 水のやらなすぎ
葉がボロボロと落ちる場合の対処法は、以下の通りです。
- 夏の直射日光に当てない
- 異なる環境に移動させる場合は、中間の環境で慣らす
- 20~25℃前後の室温で管理する
- 植え替えをする
- 活力剤を与える
- 水やり頻度を見直す
土を乾燥させすぎて葉がボロボロ落ちる状態であれば、一度水を溜めたバケツに鉢ごと沈めてしっかりと吸水させてください。乾燥しすぎた土は水を弾くので、じっくりと吸水させて、鉢土の中心部まで水を行き渡らせることが重要です。
つる性ガジュマルの害虫トラブルと対処法

つる性ガジュマルに発生しやすい害虫は以下の4つです。
- ハダニ
- カイガラムシ
- アブラムシ
- コバエ
それぞれ見ていきましょう。
ハダニ
ハダニの症状は以下の通りです。
- 葉にクモの巣のような糸がついている
- 葉の裏に小さな虫がついている
- 葉に斑点やカスリのような傷がある
- 葉の色が薄くなり枯れている
ハダニは繁殖力の強さと、薬剤耐性を持つ厄介な害虫です。
放っておくと糸を張って大量発生する危険性もあるので、早めに対処を行いましょう。
対処法は以下の通りです。
- 傷んだ葉は取り除く
- 葉の表裏、付け根や葉柄も水で洗浄する
- ハダニに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
ハダニが湧いてしまったら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトランなど)やハダニ専用の殺虫剤の使用が効果的です。ハダニは一度では駆除しきれないことがほとんどなので、状態を見ながら、定期的に噴霧してください。
2倍に薄めた牛乳などの液体を噴霧する対処法もありますが、匂いが気になる方は水で洗い流す方法がおすすめです。ハダニが現れたら、こまめに殺虫剤を吹きかけたり、ホースシャワーで株全体を水で洗い流したりしてください。
大発生してクモの糸のようなものが目立ち始めたら要注意です。そうなる前に「観葉植物に発生するハダニ」の記事で初期症状や対処法を確認しておきましょう。
カイガラムシ
カイガラムシの症状は以下の通りです。
- 貝殻のような殻を被ったり、粉状の物質で覆われたりしている虫がついている
- 黒いカビ(すす病)が発生している
- 葉や鉢、床がベタベタしている
カイガラムシは繁殖力の強さと薬剤耐性のある厄介な害虫です。
風通しの悪い環境で育てていると、葉の裏側や株元の付け根にカイガラムシが発生しやすいです。そのままにしていると、大発生してすす病を併発させたり株が弱々しくなったりするので注意してください。
見つけ次第、早めに以下の対処法を取りましょう。
- 柔らかい布やブラシで擦り取り除く
- 茂り過ぎている葉は取り除き、風通しを良くする
- カイガラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
カイガラムシが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)の使用が効果的です。
ただし、カイガラムシは殺虫剤が効きにくい害虫です。そのため、殺虫剤使用と布・ブラシでの拭き取りを合わせて行うと効率的に駆除できます。
日頃から、葉色や葉の手触りなど気にかけておくと、カイガラムシの発生に気づきやすいはずです。カイガラムシの駆除に悩んでいる方は「観葉植物の白い虫はコナカイガラムシ」の記事内容が、悩み解決に役立つでしょう。
アブラムシ
つる性ガジュマルを日当たりと風通しが悪い環境で育ててしまうと、アブラムシが発生しやすくなります。アブラムシは空気が滞留してジメッとした環境を好むためです。
さらに、生育環境が悪いと葉が柔らかくなるため、被害を受けやすくなります。
アブラムシが発生した際の代表的な症状は、以下の通りです。
- 新芽にアブラムシが密集している
- 新芽の葉の形がゆがんでいる
- 白~茶色い脱皮殻が目立つ
- 葉や鉢、床がベタベタしている
アブラムシは繁殖力が強いため短期間で増え、ウイルスを媒介する厄介な害虫です。
脱皮を繰り返して短期間で成虫になるので、アブラムシが増えると、葉に白~茶色の小さなチリのようなものが目立ち始めます。このチリのようなものは、脱皮殻です。
脱皮殻を見つけた際は、近くにアブラムシがいますので、注意深く観察して見つけてください。放っておくと生育が弱まり綺麗な新芽が出てこなくなるので、早めに対処を行いましょう。
具体的な対処法を紹介します。
- アブラムシを取り除く
- 茂りすぎた葉は取り除いて風通しを良くする
- 日当たりと風通しの良い場所に移動させる
- アミノ酸を多く含む有機系の肥料は与えない
- アブラムシに効果のある液体を噴霧する(殺虫剤のほか、2倍に薄めた牛乳、重曹と水を混ぜたもの、濃いコーヒー、10倍に薄めた酢でも一定の効果あり)
アブラムシを見つけたら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトランなど)の使用がおすすめです。殺虫剤が効きやすい害虫なので、すぐに対処すれば被害は大きくなりません。
有機肥料は、植物の生育を大きく助けて土の状態も良くしてくれるメリットがあります。しかし、アミノ酸を多く含む有機肥料はアブラムシを集めやすい傾向があるので、室内観葉に使用する際には注意が必要です。
「観葉植物に発生するアブラムシ」の記事を参考に、アブラムシの被害がない観葉植物ライフを過ごしてください。
コバエ
コバエが発生し始めると、以下のような症状がでてきます。
- 土から虫が湧く
- コバエが植物の周囲を飛んでいる
コバエ自体は植物に無害ですが、私たち人間にとっては不快害虫です。放っておくとコバエはどんどん増えていくので、早めに対処を行いましょう。
例えば、以下のような対処法がコバエの減少・防除に効果的です。
- 発酵不十分な堆肥や有機質肥料を与えることをやめる
- 新しい土に植え替える
- 土の表面に無機質な素材(赤玉土・鹿沼土・砂利など)を敷く
- トラップを仕掛ける
- コバエに効果のある殺虫剤を噴霧する
コバエをどうしても発生させたくない方は、無機質用土の使用がおすすめです。筆者はコバエ対策として、基本的に無機質用土で植物を育てるようにしています。
もしコバエが発生したら、市販の殺虫剤(ベニカXファインスプレー・オルトラン・スミチオンなど)を使って退治しましょう。スプレーでうまく対処できない場合は、トラップを仕掛けて数を減らすのも一つの手です。
コバエのトラップは食器用洗剤やお酢、めんつゆなどで簡単に作ることができます。また、市販のコバエトラップもお手軽で便利です。
土の中の卵や幼虫が気になる場合は、溜めた水に殺虫剤を溶かして、一時的に鉢ごと沈めてください。土の中にいる幼虫や卵は、殺虫成分と窒息の効果で退治できます。
コバエは有機質の匂いに反応して集まってくる習性があります。「お部屋でコバエが飛んでいる」と悩んでいる方は、「観葉植物に発生するコバエ」の記事を確認すると解決の糸口になるでしょう。
つる性ガジュマルの育て方に関するよくある質問

最後につる性ガジュマルの育て方に関するよくある質問とその答えを以下にまとめました。
- 花が咲きますか?
- 水耕栽培(ハイドロカルチャー)できますか?
それでは具体的に見ていきましょう。
つる性ガジュマルは花が咲きますか?
つる性ガジュマルは花を咲かせます。しかし、フィカス属の植物は、共通して華やかな花を咲かせる植物ではありません。
「隠頭花序(いんとうかじょ)」と呼ばれる果実のイチジクを思わせる地味で小さな花を付けます。鑑賞用として楽しむつる性ガジュマルが、沖縄を除く日本で花を咲かせることは稀です。
仮に花を咲かせても目立たず気づかないことがほとんど。そのため、花を咲かせるよりも、葉を茂らせることを念頭に育ててください。
水耕栽培(ハイドロカルチャー)できますか?
つる性ガジュマルは水耕栽培(ハイドロカルチャー)できます。剪定したつるを水に浸けて発根させる水挿しが簡単に行えるため、そのまま水栽培として育てられます。
ハイドロボールやセラミスなどを用いて、清潔な水耕栽培植物として十分に楽しめるでしょう。管理のポイントは、「定期的な水の入れ替え」です。
水が腐らないように管理すると、お部屋の中で土を使わずに元気に育ちます。ハイドロボールやセラミスを使用した場合は、水の入れすぎに注意してください。
まとめ
つる性ガジュマルは明るく風通しがよい室内であれば、一年を通して育てることができます。枝垂れる可愛い姿は、室内で吊るして飾るインテリアグリーンに活躍するでしょう。
つる性ガジュマルは、ガジュマルの育てやすさとガジュマルとは思えないユニークな姿を合わせ持っています。「ユニークな植物を飾りたい。でも、育てやすいのがいい。」といった方へおすすめの植物です
ぜひ、この記事で紹介した育て方を参考に、つる性ガジュマルを元気に育ててください。
[https://andplants.live/collections/chinesebanyan]